およそ4500年も前に造られた巨大な巨大な建造物。今なお砂漠にそびえ立つ、謎に満ちたピラミッドが待っています。最も有名なギザの三大ピラミッドをはじめ、サッカラの階段ピラミッド、ダハシュールの屈折ピラミッド、赤のピラミッド、その他にもメイドゥーム、ハワーラ、アブシールなど公開・未公開のピラミッドがエジプトには多数あります。ピラミッド内部が公開されているものもありますので、中に入ってみませんか?ピラミッドを背景にらくだに乗って記念撮影はエジプトのいい思い出になることでしょう。
最大のピラミッドは、クフ王のピラミッドです。無くなった頂上部分を含めると、高さは146mあります。見た目では1番大きく見えますが、真ん中にあるのが、2番目に大きいカフラー王(クフ王の息子)のピラミッド。そしてもう1つが、メンカウラー王(カフラー王の息子)のピラミッドで、王妃の小さいピラミッドもあります。ピラミッドを目の前にすると一つ一つの石材がいかに大きいかがわかると思います。平均2.5トン、重いものでは60トンほどもあると言われています。今から4500年も前に造られたのです。ただ石を積み上げたのではなく、その精度といい、内部に通路や部屋がつくられていることにも驚かされます。 【この観光を含むプラン】 *三大ピラミッドを含む日帰り観光ならこちら! *三大ピラミッドを含む5泊6日プランはこちら! *全てのツアーから探すにはこちら! |
最大のクフ王ピラミッドの中に入ってみましょう。狭いトンネル状の通路を腰を屈めて通過します。そうかと思えば今度は高さが8mほどもある大回廊が現れます。急勾配の大回廊を手摺りも頼りにしながら頑張って進みましょう。ご年配の方や、運動不足の方には少々キツイかもしれません。そして石棺が置かれた王の間に辿りつきます。どうやって造ったのか、どうなっているのか、何があるのか、そんな思いを巡らせながら、ピラミッド内部の探検を楽しんではいかがでしょうか。 ※ピラミッド内部には別途入場料が必要(クフ王ピラミッドと、通常はカフラー王・メンカウラ―王のピラミッドもどちらか一方が公開されています※予告なく変更もあり) 【この観光を含むプラン】 ※ギザ観光の際、オプションでピラミッド内部入場が可能です。 |
ピラミッドとならんで、謎に満ちたスフィンクス。現在はカフラー王が造ったというのが定説ですが、違う説も唱えられています。いつ、誰が、何のために造られたのでしょうか。ギザの大スフィンクスは全長が73mもある一枚岩から削りだされた巨大な像ですが、脆く修復が繰り返されています。ギザでは夜、音と光のショーも開催されます。色が次々と変化する幻想的なピラミッドや、闇に浮かび上がるスフィンクスは、昼間と違った表情を見せてくれるでしょう。 「スフィンクスとのKiss💛」の写真は人気撮影アングル。是非、挑戦してみてください。 【この観光を含むプラン】 *ギザ・スフィンクスを含む日帰り観光ならこちら! *ギザ・スフィンクスを含む5泊6日プランはこちら! *全てのツアーから探すにはこちら! |
らくだの背に揺られながら、ピラミッドを眺めてみてはいかがですか。エジプトのらくだはヒトコブラクダ。脚が長くて背の高いらくだのコブは2mを超え、きっといい眺め。乗るときは、座った状態のらくだにまたがります。立ち上がるときに大きく傾きますので、しっかりとつかまっていてくださいね。不思議な感覚です。さて、乗り心地はどうでしょう? ゆっくり乗りたい方や、もっと長時間楽しみたい方には、早朝ピラミッドパノラマビューまで行くサンライズプランもあります。 【この観光を含むプラン】 *らくだ乗りを含む日帰りピラミッド観光はこちら! ※ギザのピラミッド観光を含む全てのツアーはオプションでらくだ乗りを付けられます♪ |
ギザの三大ピラミッドに続き有名なのは、サッカラにあるネチェリケト(ジェセル)王の階段ピラミッドではないでしょうか。エジプト最古のピラミッドです。ネチェリケト王は側近のイムヘテプ(建築家・医者としても優れていた)に命じて築かせたと言われています。また、このピラミッドの周辺には、いくつかの墳墓があり、みごとな内部の壁画なども見ることができます。 2020年、サッカラ遺跡から2500年ほど前のミイラ(木棺)が100以上も発掘されました。保存状態も良く、色鮮やかな棺が次々と見つかったのです。 【この観光を含むプラン】 *サッカラピラミッドを含む日帰りツアーはこちら! *サッカラピラミッドを含む6泊7日プランはこちら! *全てのツアーから探すにはこちら! |
メンフィスは、古代エジプト最初(古王国時代)の都だった地として有名です。博物館には新王国時代のファラオ・ラムセス2世の巨像が横たわっています。優しい表情の美しいラムセス2世像はまるで現代につくられたもののようで、技術の高さを思い知らされます。もともとは2体1対で、この地メンフィスに建てられていたプタハ神殿址から発掘されました。スフィンクスは、ギザの大スフィンクスに比べ小さいですが、間近で見ることができ顔の表情もよくわかります。 【この観光を含むプラン】 *メンフィスを含む日帰りツアーはこちら! *メンフィスを含む6泊7日プランはこちら! *全てのツアーから探すにはこちら! |
屈折ピラミッドは、ピラミッドの途中から傾斜角度が変わっています。このような形にしたのは、崩壊を防ぐためだったと考えられています。今となってみれば、傾斜を変えたことで特徴的なピラミッドになってよかった?のではないでしょうか。クフ王の父、スネフェル王によって4番目に築かれたピラミッドで、最も多く表面の化粧石が残っています。同じくダハシュールにある赤のピラミッドもスネフェル王によって築かれた5番目のピラミッドです。傾斜角度が屈折ピラミッドの上部同様、緩やかなつくりになっています。さまざまな形のピラミッド見学にダハシュールにも足を伸ばしてみてはいかがでしょう。 【この観光を含むプラン】 *ダフシュールを含む日帰りツアーはこちら!! ※ピラミッド観光を含むプランへの追加も可。詳細はお問合せください。 |
メイドゥームには「崩れピラミッド」と呼ばれるピラミッドがあります。このピラミッドはフニ王から引き継いだスネフェル王(クフ王の父)によって造られたと言われています。階段状のピラミッドの隙間を埋め、化粧石で表面を覆った真正ピラミッドでしたが、崩落により現在は台形の段になった形をしています。スネフェル王はこの後、ダフシュールにある屈折ピラミッド、赤のピラミッドを建造していくことになります。ピラミッドは代々に亘り試行錯誤を繰り返し造られてきたことがわかりますね。時間に余裕があれば、歴史の流れに沿って各地ピラミッドを巡るのもあり! 【この観光を含むプラン】 ※崩れピラミッド観光をご希望の方はお気軽にお問合せください。 |
ハワーラのピラミッドはギザのピラミッドなどと比べると見劣りしてしまう、単なる丘のような外見のピラミッドです。ハワーラのピラミッドの建造はエジプト第12王朝時代と言われていますので、第4王朝時代に造られたギザのピラミッドより500年以上も後に造られたピラミッドということになります。アメンエムハト3世によってファイユームの地に築かれました。大きな石材とは違い、このピラミッドを形成しているのは泥煉瓦です。そのため崩壊も激しく、原形をとどめていません。ハワーラはピラミッド造りの試行錯誤から最盛期を過ぎ、そして終焉を迎えた時代のもなのでしょうか。 【この観光を含むプラン】 ※ハワーラのピラミッド観光をご希望の方はお気軽にお問合せください。 |